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2012年7月 1日 (日)

JBCのインパクトファクターがとうとう5点を切った@今年のIF

今年のインパクトファクター(Impact Factor: IF)が発表されましたね(2011年度)。
気にしないといいながらも、誰もが少しは気にしてしまうこの数値。
自分は、まぁまぁ気にしてる方です(この話題をブログに書くくらいだし)。
(20130702追記:ちなみに2012年度はこちら
 
個人的に今年の注目は、J Biol ChemのIFがなんと5点を割り込んで、4.773(!)
最近徐々に下がってきていましたが、5点をきるとなると、さすがにみんなの見る目も変わってくるかも。
まぁ伝統あるジャーナルとしての地位はなくならないけど(しかも、個人的にはJBCにはrejectされた苦い思い出があるので目標にしてます)。
Biochem J(IF4.897)やBBA系統(BBA-Mol cell res 5.538, BBA-Mol basis dis 5.387, BBA-Mol cell biol lipid 5.269, BBA-Gen subjects 5, BBA-Bioenergetics 4.843)にも抜かれてしまいましたね。
まぁ、BJやBBAはレビューが多いってのもあるだろうなぁ。
それに、単年度だけかもしれませんが。
 
あと、Cell Biology系では個人的によくチェックしてるMBC(Mol Biol Chem)もいきなり5点を切っててびっくり。
 
それからNature communicationsは初めてIFがついたようですが、まだ最初ってことで7.396でした。来年には10点くらいになるでしょうか。
こんな感じだと、Nature groupのオープンアクセスジャーナルScientific reportsは5〜6点くらいでしょうかね。いずれIFがつくと思いますが。
あと、勝手に目標にしてるジャーナルでは、
EMBO J. 9.205
EMBO report 7.355
Science Signaling 7.499でした。
 
一昨年、昨年と注目を集めたPLoS Oneは4.092と減少しながらも4点台をキープ。
あれだけの論文数をだしながら、この数はすごい。
けれども、来年はもう少し減少するかなぁ。
 
<個人的によく見るジャーナル>
Nature 36.28
Cell 32.403
Science 31.201
Nat Cell Biol 19.488
Molecular Cell 14.178
Genes Dev 11.659
J Cell Biol 10.264
PNAS 9.681
Current Biology 9.647
EMBO J 9.205
Antioxidant redox signaling 8.456←ここ5、6年急進。レビューが多いから(?)。
Oncogene 6.373
J Cell Sci 6.111
Mol Cell Biol 5.527
Mol Biol Cell 4.942
Biochem J 4.897
J Biol Chem 4.773
Free radical biology & medicine 5.423
FEBS J. 3.79←FEBS Lett.を上回る
FEBS Lett. 3.538←同じく速報誌のBBRCは2.484

全体的に、基礎系のジャーナルが下がってきて(CNS除く)、病態と関連するような分野がのびてる印象。

<微生物系>
MBIO 5.311←ASMが出したオープンアクセスジャーナル。初IFはなかなかの好発進。
Molecular Microbiology 5.01←微生物系では一つの目標
AEM 3.829
J Bacteriology 3.825
Eukaryotic Cell 3.604
FEMS Yeast Research
2.409
FEMS Microbiol Lett 2.044
Yeast 1.895

忘れてましたが、
AMB 3.425←アプライド系では外せませんね。
 
微生物系では、特に変動なし。
MBIOが注目どころでしょうか。
 
<国内勢>
DNA research 5.164
Genes Cells 2.68←下げ止まらず。今後ますます低下?
J Biochemistry 2.371
CSF 2.292
JBB 1.793
BBB 1.276←低空飛行
 
頑張れ!国内!
日本のPNASを目指したとも言われるGenes Cellsも着々とIFを減らしてます。
そう考えると、本家PNASが高IFを維持してるのは、やっぱり平均的な研究レベルがアメリカ>日本だからでしょうか。
 
あと、IF以外の評価で、h指数というものがあることを最近知りました。
これは『その研究者が公刊した論文のうち、被引用数がh以上であるものがh以上あることを満たすような数値』という定義で、簡単に言うと、これまで論文を10本出してて全部が10回以上引用されてればh指数は10、10本出してても全部1回しか引用されてなければh指数は1ということです。
 
確かに、これはある程度引用されるような仕事をコンスタントにこなしてないと数値が上がってこないので、IFよりもましな気もします(一発当てるよりも、コツコツ積み上げていく方が評価されるってことですね)。

参考記事
Impact factorを調べてみた@2009年
Plos OneのImpact Factorは・・・・
Plos One、今年のIFは4.4~このまま定着!?

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