カテゴリー「本」の58件の記事

2008年6月26日 (木)

『兵士シュヴェイクの冒険』復刊!

なんでも、兵士シュヴェイクの冒険が復刊されるらしい。

今日、復刊ドットコムからメールが来てた。
チェコの作家、ヤロスラフ・ハシェクが書いたアホな兵士が繰り広げる愉快なストーリーだと認識してますが、いまだ読んだことはありません。
古本とか探してたけど、近場にはなかった・・・・。

馬鹿なのかみせかけなのか,おだやかな目をした一見愚直そのものの一人の男.チェコ民衆の抵抗精神が生んだこの一人の男にはオーストリー・ハンガリー帝国 の権力も権威も遂に歯が立たなかった.年移り社会は変わっても,この権力に対する抵抗精神のシンボルは民衆の心に生き続けている.本文庫版は最も插絵の多 い版になった.(岩波HPより)

Hasek ハシェクは『不埒な人たち』という風刺短編集(←左)を読んだ時に気に入ったんですが、あんまり本が出てなくて・・・・。

出版は今年の7月の予定。4冊組みです。
出たら買うなこりゃ。

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2008年6月17日 (火)

黒笑小説~東野圭吾

東野さんの長編になにかトライしたかったけど、短編小説を見かけたのでコチラを購入↓ 
東野さんの写真を今回初めて拝見しましたが、結構イケてます。
現在50歳くらいだと思いますが。

黒笑小説 (集英社文庫 ひ 15-8) 黒笑小説 (集英社文庫 ひ 15-8)

著者:東野 圭吾
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

文学賞などの文壇をめぐる一連の短編4編『もうひとつの助走』『線香花火』『過去の人』『選考会』は、まさにそんなことを自身も経験している作家ならではのものだと。
あんな時こんな時のそれぞれの人物の思惑がリアルに描かれていて笑えます。

最後の『選考会』では、編集部が落ちぶれた作家たちを天秤にかけるために偽の選考会を開いて、この作家はまだいけるか、もうダメかを見定めるんですが、そんな思惑を知らない当の作家自身はかわいそうです・・・・。
所詮、作家は掃いて棄てるほどいるってことなんでしょうかね。

でも、実際に本の編集部って作中に書かれているようなものなんだろうか?
となると、作家の世界ってのは厳しい世界だなぁ。

他の短編では『モテモテスプレー』がよかったかな。
モテナイ主人公が必死にスプレーする姿がかわいいです・・・・。

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日本をダメにした10の裁判~その判決に意義あり!

タイトルに惹かれました。
裁判員制度が来年からスタートするし、こんなん読んでもいいかなぁって。

日本をダメにした10の裁判 (日経プレミアシリーズ 4) (日経プレミアシリーズ 4) 日本をダメにした10の裁判 (日経プレミアシリーズ 4) (日経プレミアシリーズ 4)

著者:チームJ
販売元:日本経済新聞出版社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

本書に書かれている日本をダメにした裁判10個について、法学関係の友達に聞くと、あ~、それ超勉強したってのが中心です。
まぁ当然でしょうけどね。

どれだけ過去の判例であっても、それが絶対的に罷り通ってしまうのはなんとも解せないけどね。
まぁそういうことを必死で勉強した人たちが裁判やってるわけだから当然て言えば当然?
けど、時流に沿った、かつ一般人にもわかりやすい裁判をやってほしいよね。

結局のところ、裁判って、なんか雲の上のことみたいな気がしてしまう。

例えば、国会でこんな法案が通ってとか、誰々がこんな答弁して・・・・とかニュースでもやって、なんかそれはやりすぎだろ~とか、なにやってんねんとか思います。
けれども、最高裁で誰々という裁判官がこういう判決を下しました、とかはニュースでやらないし、自分も最高裁が決めたんなら、よくわからんけど、ま、そ~ゆ~もんかと思ってしまう。

本書でも書かれていましたが、

『今の内閣閣僚を言えても、最高裁判所の裁判官を言えますか?』

っていうのは、まさに的を得た質問。

最後に裁判制度への提言で、最高裁裁判官の国民審査方法の改善がそのうちの一つに挙げられていました。

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2008年6月 5日 (木)

アンフェアな月~刑事・雪平夏見

久々日本を読みました↓↓

アンフェアな月―刑事雪平夏見 (河出文庫 は 13-2) アンフェアな月―刑事雪平夏見 (河出文庫 は 13-2)

著者:秦 建日子
販売元:河出書房新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

とはいっても、推理小説。
映画化もされたドラマ『アンフェア』の原作『推理小説』のシリーズ第二弾です。

『推理小説』自体は読んでいないけどね。
ドラマ、映画は全部見たから、登場人物とか役柄とかだいたい把握(もちろんドラマとはちょっと違うところもあるけれど)。

大胆、勘が鋭い、そして検挙率ナンバーワンの女刑事・雪平夏見。
それ以外の登場人物(山路管理官とか、安藤君とか)も、ドラマの中の人物に置き換えて勝手に想像しながら読んでた。

ま~、そのせいもあってか、一晩で読みました(^^ゞ

怪しげな沢木って男がどう絡んでくるのかなぁと期待しながら読んでたんですが、最後はあの事件とこの事件はそう話がつながるか~、という無茶な印象を受けましたけどね。

秋にはシリーズ第三弾がでるみたいです。
面白かったし、また買っちゃうかも!?

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2008年4月15日 (火)

ドリアン・グレイの肖像

最近すっかり読書量減りました。
ここ最近で読んだのは↓↓のみ。

26 ドリアン・グレイの肖像 (光文社古典新訳文庫)

著者:ワイルド
販売元:光文社
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流行の新訳シリーズです。
著者はあのワイルド。
幸福な王子を書いた人です。
それとは全くテイストの違う作品です。

---あらすじ---  
青年ドリアンに
“君は美しい。けれど、それは時間がたつにつれて失われていく。若さをのぞいたらこの世に何が残るというのだ!”
と説き、自分の思想に染めていこうとするヘンリー卿。

永遠の若さを願ったドリアンは自分の肖像画にその思いを
“僕は歳をとっていく。けれどこの絵は若さを失わない。これが反対だったらいいのに・・・・”
ととんでもないことを口にしてしまう。

そんな思いが現実となり・・・・・。
-----------------------------------------------

主人公はドリアン・グレイという純粋な青年ではあるものの、彼をコントロールしようとするヘンリー卿こそが影の黒幕。
彼の思想は読んでいてとても面白い。

いつまでも!恐ろしい言葉だな。それを聞くとぞっとする。女は好んで使いたがるがね。女はあらゆるロマンスを永遠に続かせようとしてみな台無しにしてしまう。(p.53)
 
男は疲れたから結婚する。女は好奇心から結婚する。そして両方ともがっかりするんだ。(p.97)
 
この世で恐ろしいものといったら、退屈しかないよ。唯一の許されざる罪だ。(p.380)

などなど、他にもあるんだけれど、特に自分が心ひかれたフレーズをあげました。

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2008年2月29日 (金)

トヨタの闇@ビジネス社

はやいもので、二月今日で終わり。
研究室も人が少なくなってきて、スペース広い反面、人数が少なくて閑散としています。
 

トヨタの闇トヨタの闇


著者:渡邉 正裕/林 克明

販売元:ビジネス社
Amazon.co.jpで詳細を確認する


 
トヨタ持ち上げ本は数多くあれど、トヨタ批判の本て『自動車絶望工場』くらいのもので、物珍しさからチョイス。
実際、自分の高校の同級生とか先輩とかにトヨタ系列にいってる人はたくさんいる。
愛知県出身だしね。ほとんど理系就職。
 
My News Japanというサイトでの連載を本にまとめただけのもので、これで1400円はちと高い。
後述するようにスポンサーがつかなかったのかもしれんけど。
出版社選びの下りのとことか、あんなふうに名前出しちゃったりしていいのですかね??
 
トヨタは莫大な広告料を支払うことでメディアの口止めを行っていて、そのせいでトヨタ関連の不祥事は表沙汰になりにくい、というのが本筋です。
でその表沙汰にならんような事例を次々と書き連ねてあるわけです。
 
確かにトヨタ関連で悪いニュースてそう聞かない気もするけど。
知ってたのは北米社長のセクハラくらいか。
そうなると、確かに口止めというのは有効なんだな、と思います。
そこまで口止めする必要があるのかとも思いますけど。
 
雇ってる人が多いし、販売台数だって多いんだから、それなりにトラブルはあって当然のようにも思いますがね。
完璧クリーンだったら、世界一の企業にはなれないでしょう。
 
確かに、給料がよくなかったら即刻やめたいとか、寮がぼろいとか、福利厚生が結構適当とか、よく聞く話ではありますが、そうでなくては利益が上がらんのでしょう。
 
下請けが厳しいってのだって、だいたいどこの企業だって下請け孫請けにしわ寄せがくるのって当然のことのようにも思います。
最近は世間がうるさいのでちゃんとしてきているでしょう(実際本に書かれているのは少し昔の出来事です)。
 
ま〜、確かにトヨタ本社(理系出身)で働いてる人も大変そうですけどね。
朝早く出て、夜も遅く帰ってくるわけで。
時間がないというやつです。
 
最近は残業しないようにとか有給とれとか逆にうるさいそうですがね。
 
もしも、ほんとにヤバい状況になったら、著者らも述べているように
 
世界のどこかで、どういう形で起こるかわからないが、そう遠くない将来に大問題を起こすのではないか
 
ということになるでしょう。
 
まあ、そんなわけで、この本を心底支持するわけにはいかないけれど、ま〜、話のネタとして少しは知っててもいいのではないかと思いました。

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2008年2月25日 (月)

大いなる遺産、読み終わり

やっと読み終わった。
ディケンズ大いなる遺産。

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ディケンズ

角川文庫
全3冊

 

1ヵ月半ほどかかったな。
途中でなんどとなく他の本に浮気してたけど(^^ゞ

オリヴァーツイストについで最近では二作目。

とりあえず、なんか作品のプロットとか結構めちゃくちゃというか、えっっってな展開が急にあったりして、読んでる途中にまた前のを読み返したりとかして大変だった。

ディケンズの批評を読むと書いてあるけど、とりあえず情景描写、登場人物の感情とかくどいくらい詳しく書かれていて(だから長いんだけど・・・・)、読みながらそのシーンをはっきり思い浮かべられるんですね。

-勝手なあらすじ-
幼少の頃に囚人の足枷を切ってあげた主人公ピップ。
とある日突然に、莫大な遺産を相続する。
ただその遺産を残した人はだれか知らされないという条件付きで。
ぴっぷは紳士への道を歩み始める。
ピップはずーっとミス・ハヴィサムが遺産の贈与者だと思っていたが、実はその人物は意外な人物だった・・・・。

とまぁこんな感じで、散々引っ張った挙句にどんでん返しを食らいましたね。

終盤にいきなりオーリックに呼び出されるシーンもなんか唐突で・・・・。

次読むとしたら二都物語orデイヴィッドコパフィールドですな。

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ぬるい眠り@江國香織

コチラも読みました。 

25 ぬるい眠り (新潮文庫 え 10-13)

著者:江國 香織
販売元:新潮社
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古本で100円で売ってたので買ったというやつです。

江國さんが20代のころに書いた短編をまとめたものらしい。

『きらきらひかる』という小説の続編とか(読んでないけど・・・・)、全9編。

個人的には『災難の顛末』というやつがバカっぽくてよかったかな。
初めからどんな顛末か読めてたというのもあり、すらすらと。

蚤という災難から発展して、その対処に七転八倒した挙句に、最終的には男と別れる、という話。

“相手のこと考えてるつもりでも、最終的には自分がかわいい、そんな女はダメだ”とまで言おうとしているのかわかりませんが、そんな感じのことを考えながら読んでいました。

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Piss@室井佑月

お次は室井さんの本です。

24 Piss(ピス) (講談社文庫)

著者:室井 佑月
販売元:講談社
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よくコメンテーターとしてテレビでみますがね。
特ダネとかで本心を隠しつつコメントしてる(?)姿にがんばってるなぁなんて感じますね。

本人が書いてるブログもたまに読んでます。
これは結構おもろいです。
まじで。

で、このPissという小説、まぁ結構エグい話ぞろいなんですが、読んでると結構面白い。
うへぇとか思いつつも、ほんまそんなことってあるんかいなって。

で、なんかね、表現の仕方がいい。
超ストレートが基本で比喩表現も独特で面白い。

本人は元ホステスだったから、書いてあるよなエグい話ともわりと普段は距離が近かったんかな~と(まぁ本人が体験してるとは思わんけどね)。

『鼈のスープ』という作品がよかったです。

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2008年2月18日 (月)

へんなほうりつ~のりたまみ著

たまってた本を更新。

23 へんなほうりつ

著者:のり・たまみ
販売元:扶桑社
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世にある(もしくはあった)法律のなかからへんてこな法律をピックアップした本です。
しかも取り上げた法律は全部解説付きという至れり尽くせりの構成です。

おっぱい都市宣言(山口県光市)
なんてネーミングはインパクト十分ですね~。これ日本の法律なんですよ。
今は新法を審議中だそうです(合併の影響)。

幼いウサギを一羽だけ飼ってはならない(スイス)
ウサギは寂しがりやさんと言いますが、実際にこんな法律があるなんて。
世の中の寂しがりやさんはスイスに行ってみてはいかが?

あとは芦屋の豪邸条例とか青森県深浦町の子供7人生んだら600万円支給とかまぁ日本にも変な法律あるんですねぇ。

イスラム系は結構シビアな刑が多いです。死刑とか結構頻発されるんでしょうかね。
それともみんな守るのかな。

男女間のことについてはそれぞれいろいろな法律があって(宗教上の問題もあるからね)、それに関しては日本て堕落してるなぁと。
相応の性教育があればいいんですけどね。
 
で、この本ではもう一つ笑っちゃったところは裏表紙。
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まぁ、800円は確かに安いけど・・・・。

実際にこう書いてあると、なんかね。

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ペローの昔ばなし~シャルル・ペロー

もう一冊。

22 ペローの昔ばなし―童話 (白水Uブックス―童話 (163))

著者:ギュスターヴ・ドレ,今野 一雄,シャルル・ペロー
販売元:白水社
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確か岩波からも同じの出てたと思いますが、コチラの方をチョイス。
ペローはフランスの作家です。
世界各地で語り継がれている昔ばなしをまとめたというもので、同じ話でも別の人がまとめた本ではちょっとずつ終わり方が違ったりだとかするし、たとえばグリム童話なんかと非常に似てるけど、ちょっとずつ違うところが垣間見えたりしてなかなか面白い。

話自体はほとんど知ってるようなものばかりです。
ディテールが少々違いますがね。

たとえば“赤ずきん”では、オオカミに赤ずきんが食べられて終わり、となんともさっぱりした終わり方でした。
グリム童話では、オオカミのお腹に石を詰め込んで、最後にオオカミは死んじゃうんですがね。

グリム童話ってグリム兄弟(こちらはドイツ)が書いたもんだとばっかり思ってたけど、あれは昔ばなしをまとめたものなんですね。

で、年代を見るとペローは1600年代、グリムは1800年代ということでペローの方が昔ばなし編纂という事に関しては先駆けですね。

ペローの昔ばなしにはそれぞれ話の最後に教訓があってそれも面白かったです。

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2008年2月15日 (金)

ああ、腹立つ~阿川佐和子ほか

最近、本の更新を怠って、たまってしまいました(^^ゞ
まずは直近に読んだ本から。 

21 ああ、腹立つ (新潮文庫)

著者:阿川 佐和子
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ふと立ち寄った本屋で見かけてついつい買ってしまいました。
題名に惹かれた?

いやいや、まぁ著名人が書いてる愚痴ってものがどんなものかね、ちょっと覗いてみたくて。
どんなレベルのってことですけどね。

愚痴は万人共通というかそんな大差ないかぁ、と読んでて感じました。

よくぞ言ってくれました!みたいなことも多々あり、共感することが多かったです。

とはいえ、やはり思ってることを活字にするってのは大変なことだろうなぁ、と。

活字するってことは、それを書いた責任を負わなきゃいけないわけで、書きっ放しって訳にはいかないだろうから、それなりに自分の書いた“愚痴”に対しても理論武装しておかないといけないわけで。

そういう意味ではネットでの書き込みってのは手軽にできるわけだし、自分自身でしっかり書く内容に対して責任を持つという意識がなきゃ、無法地帯になってしまうわけで。
要は言いっ放しになっちゃダメですよ、ということです。

そんなことを感じた本でした。

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2008年1月16日 (水)

スタバではグランデを買え!---けどこの本は買わない方が......

久しぶりに本を買いました。

シャルル・ペロー『ペローの昔話』
ワイルド『ドリアングレイの肖像』
のり・たまみ『へんなほうりつ』

スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学 スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学

著者:吉本 佳生
販売元:ダイヤモンド社
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そういえばひと月ほど前にスタバではグランデを買えを読んだのですが、あまりにくだらない内容だったので、書くのをすっかり忘れてしました。

題名は釣りで、同じペットボトルをスーパーで安く買うか、自動販売機で定価で買うか、なんてことを題材に、ものの購入に際しては取引コストなるものが発生して、それをコミで考えれば、最終的なコストは変わらんのだよ、みたいなことだったですかね。

言葉足らずでうまく説明できずすみません。

具体的には、スーパーで120円、自販機で150円だとして、目の前にある自販機で買うってことは、スーパーまで行く手間(時間と労力)を30円で買ってる、というようなことです。別に普段も思うことだし(自分は)、当たり前じゃんて感じですよね。

じゃあ、スーパーの目の前に自販機があったら??
これにはちょっと閉口してしまったのですが、スーパーで買うということは人と接することになり、その心理的負担が取引コストだ、みたいに書かれていて「おいおい。心理的負担て。」と思った記憶があります。

あとは携帯料金が複雑化していくわけとか、なんでソフトバンクだけ話し放題のプランを組めるのかとか、そんな話が書いてあったように記憶しています。

どれも単純な系でのお話で、『実際はもっと複雑です』が常套句化してましたね。
まあ、そんな簡単に全部説明されたんじゃ他の学者さんはたまらんでしょうけど。

で肝心のスタバでグランデを買うかどうかですが、グランデを買えば、購入側も100円upでたくさん飲めるし、お店にとってもそちらのほうが利益率が高いとのこと。
確かにコーヒーなんて原価はタダみたいなもんだし、とにかくグランデが得なんだと。

でも納得いかないのが、グランデサイズ頼んで飲みきれなかったら損するじゃんとか、そんなに大量に飲んでおなか壊したらトイレニ行く手間だってかかるし、体調崩したら病院代かかってそんするじゃんと思ったんですが、そのようなことは特に触れられていなかったように記憶しています。

最近、このように内容よりも題名だけのインパクトで売ろうとしている本が非常に多いように思います。
自分も本を選ぶ際は十分に注意しなければ、と思いました。

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2007年12月 1日 (土)

偏狂者の系譜 by松本清張

では、他に読んだ本も一気にUP。

27 偏狂者の系譜 (角川文庫 ま 1-35 Matsumoto Seicho Showa)

著者:松本 清張
販売元:角川書店
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松本清張の昭和30年代短編集がシリーズ化刊行されているようで、これはその第三弾。
第一弾の『男たちの晩節』は以前読みましたが(コチラ)、今回は裏表紙の文句にやられた↓↓。
“一筋に学問に打ち込み業績を上げながら、社会的評価を得られない研究者の凄まじい情熱と怨念をテーマにした短編集”
これをみたら、研究を志す者、読まずにはおられまいってことで読んだんですが・・・・。

ちょっと毛色の違う作品でした。

しかし、なんだかんだででてくる女が作品にいい味を副えてて、絶妙です。

とはいえやはり研究者とは孤独なものだと、改めて実感させられました。
粗い網板』の秋島のでっちあげとか、最近はやりの(?)捏造に通じるような。

ベストは、『陸行水行』。
邪馬台国研究者との出会いに端を発する物語。
こんな分野にも松本清張は精通していたのか、と作品を読みながら脱帽しました。

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バルザックと小さな中国のお針子

普段はなかなか読まないであろう本を読みました。

20 バルザックと小さな中国のお針子

著者:ダイ シージエ
販売元:早川書房
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歴史に無知なので、下放(再教育)というもの自体が本当に存在したのかすら知らずにこの本を読みました。
俄かに信じがたいこの制度。
文化大革命というのですね。

とはいえこれがなければ出会うことのなかった一流家庭出身の二人の少年と、一人の少女の物語です。

小説ってのはなにかしらの奇跡的な出来事があって話が進んでいくもので、今回は書物が禁じられていた中で、バルザックの禁書を手に入れたことですよね。

それが『ユルシュール・ミルエ』という本。
題名すら聞いたことがないマイナー本です。
なんでこんな本をと思いましたが、あとがきにちょこっと書いてありました。
一応手に入れることは可能なようですね。
機会があればぜひ。

二人の少年の片方・ルオはこれを用いて、少女・小裁縫を“再教育”しようとするんですが、逆にいっぱい食わされたという終わりでした。
小裁縫の方がルオよりも上手だったと。

まさに淡い淡い青春小説。

ルオと小裁縫の関係を自分の感情を出せずに見守る・僕もなんか青春だなぁ、としみじみ。

一応実体験をアレンジしたのかな?
ノンフィクション風ですね、そしたら。
映画化もされています。

あとは『やさしい免疫の話』『2分間ミステリ』を読みました。
この2冊に関しては、時間つぶし程度で特に書く事はありません。

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ノルウェイの森

そういえば、ノルウェイの森読んだのに、書き忘れていましたね(^^ゞ

19 ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

著者:村上 春樹
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

前にも確か書いた気がするのですが、とりあえずこの本とはこの年になって出会ってよかった、というのが一番の感想です。
 
10代の時に読んでたら、登場人物の感情をまったく解することができなかったであろうと。
今でももちろん完全にわかったつもりはありませんけどね。
 
登場人物の感情がひどく淡白というか、まぁいろいろ障害があって表現の仕方が淡白というか、そんなんで表面上(文字上)はさらーっとしてるけど、深くまで考えるとほんとに人それぞれいろんな捉え方があるんじゃないかなぁって思いました。
この小説ってとてもクローズな世界の話だから、現実にそんなことないよなぁって冷静に思ったりもしますが。
ストーリーをあれこれ書いたりはしませんが(すごく有名だと思うし)、一番印象に残ったシーンを書いておこうと思います。
 
ここが一番印象に残ったというのもなんか浅い感じがしますがね(^^ゞ

それは、レイコさんがボンッとしちゃったところですね(下巻初めのところ)。
“男と女”の関係なら本読んでたらちょくちょく出てくることだし、この本でもそんなのはごく普通に書かれていて特にいやらしいとか思わなかったし、そのような文言は作品の中に溶け込んでしまっていたのですが、レイコさんがボンッとしちゃっところに出てくるのは“レズ”。レズって小説とかじゃそんな出てこんし(自分の読書の範疇では)、なんかインパクトありました。

浅っ、浅過ぎるぞ、自分の読書。

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2007年11月23日 (金)

ゴッホは欺く byジェフリー・アーチャー

前回に続きまして、またジェフリー・アーチャーです。
ここ最近、集中して読んでますが。
とりあえず、今回でこの作家はお休みにします。 

18 ゴッホは欺く 上巻 (1) (新潮文庫 ア 5-25)

著者:ジェフリー・アーチャー
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

これでアーチャーは通算4作目です。
この作品はあの9.11テロに絡めた名画をめぐるサスペンスってところでしょうか。

まぁ、なんというか、全体の構成自体は結構テキトーで、勢いに任せて書きましたという印象を受けました。
たいしたプロットが仕込まれているわけでもなく。
こんなこといっちゃあなんですが、安物ドラマっぽいストーリーでした。

これまで読んでた作品とは違って、なんか淡白だなぁと思いましたね。
ちょっと残念です。

アーチャーは『100万ドルをとり返せ』と『ケインとアベル』がやっぱりいいですね。

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2007年11月10日 (土)

ロスノフスキ家の娘 byジェフリー・アーチャー

ドラゴンズは統一に勝って、なんとか決勝でSKと再戦できそうですね。
ま~、今日のチャイナスターズ戦の結果次第ですが(^^ゞ

久しぶりに本を読みきりました。

02067122 ロスノフスキ家の娘
 
ジェフリー・アーチャー

新潮文庫

前に読んだ“ケインとアベル”の続編です。
まぁ、続編といっても半分くらいの時間はかぶっているんですけどね。 

正直なところ、「長い」というのが率直な感想です。
フロレンティナのサクセスストーリーなんですけどね。

けど、あまりにサクセス過ぎて、読んでてちょっと疲れてしまいました(・・;)
ちょっとした失敗があった後は大成功という展開の繰り返しで。
下巻の半分過ぎてからは流し読みになってしまいましたね。

ラストのシーンはまさにお約束どおりという結末で・・・・。

まえに読んだ2作(100万ドルをとり返せ、ケインとアベル)よりはインパクト薄いですな。

次は『ゴッホは欺く』を読みま~す。

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2007年10月 6日 (土)

百万ドルをとり返せ@ジェフェリー・アーチャー

最近読んだ本を一気にアップ。

まずはコチラ↓↓

9784102161013 百万ドルを取り返せ
ジェフェリー・アーチャー

北海油田の幽霊会社株を買わされて、合計100万ドルを獲られてしまった4人の男たちの“100万ドル奪回大作戦”

といったところでしょうか?

 
作者の名前自体は知っていたのですが、最近はミステリー離れで(自分の中で)なかなか手にとる機会がなかったのですが、ちょっとした暇つぶしにと思って購入しました。

で、読んだところ・・・・、
すっげー面白かったです。
大ベストセラーも納得ですね。

作者自身も同様の経験があり、それを下地にしたミステリー小説です。 
しかもこれが処女作というのだから。
しかももともとはイギリスの国会議員なのです。

あまりに面白かったので、もう一冊読みました。それは↓↓で。

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ケインとアベル@ジェフェリー・アーチャー

01382022 
 
『ケインとアベル』
ジェフェリー・アーチャー

上下巻計2冊の大作です。

 

ロシアの極寒収容所から逃げだしアメリカにやってきたポーランド移民のアベル、有名銀行の頭取の息子で着実な人生を歩むケイン。
この二人が始めて出会ったのは、ホテルのレストランだった・・・・。
アベルは給仕として、ケインはお客として。
二人が繰り広げる戦いの結末は・・・・。

“百万ドルをとり返せ”ですっかりジェフェリーアーチャーの虜になってしまい、読んだ作品。
いろんな作家を読む時、自分にとっての2冊目って結構今後を決める上で大事な気がする。
結果から言えば、期待を裏切らない作品でした。

最後はマネーゲームっぽくなりましたが、終わりはなんとも皮肉な感じでした。
ケインとアベル、結局はどっちが勝ったことになるんでしょうね。
僕は、どちらもお互いに「負けた」と思っているんだろうなぁと思いました。

次からの二冊は江國香織さんです。

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温かなお皿@江國香織

次は、江國さんの短編集です。

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温かなお皿
江國香織
理論社
 
全12編。
なんと、この短編をベースにドラマ化もされていたんですね。
読んでから知りました。
 
これまで読んだ作品と変わらないタッチでした(まぁ、当然だけどね・・・)。
どこか、ふんわりやさしい。
 
ジャンクフードにあこがれる子供たちを描いた作品(『子供たちの晩餐』)には猛烈に共感してしまいました。
小さい頃って、親が料理を作ってくれてばっかりだと、インスタントラーメンとかジャンクフードとかそういうものにあこがれちゃったりするんですよね~。
料理を作ってくれるって事のありがたさって、そんな頃にはわからないもので。
大人になって初めてわかるんですよね。
 
それから、『南ヶ原団地A号棟』。団地に住む3人の生徒の作文で、
親から食事制限されるAさんは好き放題お菓子etc.を食べられるBさんちを羨ましがり、
けれどもBさんは親が手料理を作ってくれるCさんちを羨ましがり、
Cさんは料理が簡素なAさんちを羨ましがる、
という話で思わず笑ってしまいました。

ラスト一冊も江國さんです↓↓。 

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冷静と情熱のあいだ@江國香織

最後はコチラ↓↓。

17 冷静と情熱のあいだ―Rosso (角川文庫)

著者:江國 香織
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

おそらく江國さんの作品の中でもっとも有名だと思われる作品。
映画化もされているし、知っている人は多いでしょう。
これまで結構な量の作品を読んだけれど、これは読んでいなかったので手にとってみました。

辻仁成も同名の小説を出していて、そっちは青の表紙ですね。
順正とあおいのラブストーリーなんですが、この本はあおいのストーリー、で辻さんは順正のストーリーということなんでしょうか。

これは女性が共感する作品なんでしょうね~。
僕は読んでて、あおいに少々いらだちを覚えてしまいました。

最後も最後で、何じゃそりゃ~ってツッコミたくなってしまいました。
辻さんの方も読んだら、見方かわるかもしれないけれど。

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2007年8月19日 (日)

アヒルと鴨のコインロッカー

連休中に読んでた本をUP。
やや記憶が薄れかけてますが、とりあえず思い出せる範囲で。

まずはこちら↓↓ 

16 アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

著者:伊坂 幸太郎
販売元:東京創元社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

伊坂幸太郎ってまだまだ若手作家なのかな。
この本で新人賞獲ってるしね。

しかも映画化もされているようで。

読んだ率直な感想としては、

これでもかこれでもか、とあの手この手を尽くして読者の注意力をひきつけようとしてるな~

と思いました。
会話主体で、あっという間に読めたし。

現在と2年前のストーリーが同時進行で進んでいきます。
現在の主人公・椎名、2年前の主人公・琴美。

しだいに、二つの話がリンクしてしていって、『いつ二人がリンクするんだろうか』ってずーっと読んでいったんですがね。結局は二人の対面はないわけですが。

ブータン人・ドルジの存在はこのお話の欠かすことのできないポイントで、題名もそこに由来しているんですが。
生まれ変わりを信じるか否か。
まぁ、最後はご都合主義になっちゃうんですけどね。
そのためのコインロッカーなわけで。

もうひとつはコチラ↓↓。

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翳りゆく時間 by 浅田次郎 選

オムニバス形式の短編を読んでみました。

15 翳りゆく時間(とき) (新潮文庫)

著者:浅田 次郎
販売元:新潮社
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題名からもそうなんだけど、読んでてすごく暗澹たる気分になりました。

まだまだ十分話を咀嚼するには若いのかな?自分は。
もっともっといろんな経験をしていったら、味わうことができるんかなぁ。

マダムの喉仏 by浅田次郎
大きな嘘をついたまましんでいったマダム。
それにだまされ続けた周りの人間たち。
「ちいせえ嘘をつかぬためには、でけえ嘘をつき続けにゃならねえんだ。男の器量ってのは、そういうもんだ」
というセリフが格好よかった。

天国の右の手 by山田詠美
これはストーリーがよかったというよりも、右手をなくした主人公・渚子の自分勝手な考え方にちょっとイライラさせられ、渚子の姉の婿・淳士の情けなさに悲しさを感じ、印象に残ったお話でした。
結局のところ、人間でやっぱり(右手をなくしたとしても)悲しい生き物なんだなぁと。

この2編が印象に残りました。

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2007年8月 9日 (木)

泳ぐのに、安全でも適切でもありません by 江國香織

今日は、このブログ初めて一周年でした。
いや~、正直よく続けてこられたもんだと思います。
最近は、日常の一環として書いてるから、しばらくは続けられそうです。
 
さてさて、昨日の恋するマドリに続きまして、お次ぎはコチラ↓↓

14

泳ぐのに、安全でも適切でもありません

著者:江國 香織

販売元:集英社

Amazon.co.jpで詳細を確認する

最近江國さんにはまっている自分。
どれをチョイスするか基準は特になくて、タイトルで決めることが多い。

本のタイトルはIt's not safe or suitable to swimというアメリカで見かけた看板からとったのだそうだ。

人生というのは、安全でも適切でもない。
そんな安全でも適切でもない人生の中でも、愛をためらって、愛に飛び込まないというわけにはいかないの。女というものは。
けど、飛び込み過ぎ(入れ込み過ぎってことかな)も程々にね。

とまぁ、そんなことを言われている気がしました。
愛だけに限らず、なんでもかんでも安全パイだけを選んで人生を歩んでいくなんて、考えただけで虫酸が走りますが。
自分の人生観がチャレンジングなものですから。

一番面白かったのは、『犬小屋』です。
夫と離婚した兄嫁の関係を疑い、その疑惑を晴らすために(?)、夫を自分の注文通りにさせるというなんでも自分勝手でわがままな主人公。
ある日、犬を飼いたいと主人公が言ったら、まずは犬小屋を作らなくっちゃな、ということで早速犬小屋を作り始める夫。
犬小屋が完成した後、夫は犬小屋で生活をはじめた‥‥。

なんて話です。ちょっとリアル感もありで。
笑っちゃうでしょ。
 
では、もう一冊↓↓。

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どちらかが彼女を殺した~ほんとにどっちが殺したのよ

東野圭吾は有名な作家でありますが、もともと海外文学を中心に読みあさっていたせいか、東野さん今回が初挑戦です。
いろいろありましたが、選んだのはコチラ↓↓

13

どちらかが彼女を殺した

著者:東野 圭吾

販売元:講談社

Amazon.co.jpで詳細を確認する

彼の書いている本のジャンルは非常に多岐にわたっているなあ、と本屋で眺めながら思いつつ、とっつきやすそうなミステリーをチョイス。

唯一の肉親である最愛の妹を殺された兄・康正。
妹の敵討ちのため、警察とは別で独自に調査を行い、犯人をしぼっていきます。
最終的には犯人は二人にしぼられます。妹の唯一といってもいい親友・弓場佳世子と妹の元カレ・佃潤一。
しかもこの二人は恋人関係だったのだ‥‥。
この二人のどちらかが、妹を殺したに違いないと確信し、復讐に燃える康正。
練馬署のキレもの・加賀刑事の存在も見逃せません。
果たして真犯人は‥‥。

ということで、最後まで読んでも結局犯人の名前は書かれていません。
最初、読み終わったときは、こっちが犯人かなあって思ってましたが、最後の袋とじ(文庫本には珍しいスタイル)を見ると思っていたのとは違う方が犯人でした。真犯人は潤一。
あっさり崩れた俺の推理(・・;)

その推理法なんかはいろいろなところに書かれていますので書きませんが(最後の袋とじ見りゃわかるし)、最終的には“結局利き手だけで犯人を決めた”ということになります。
えっ?それだけで決めていいの?意図的に逆の手を使ったかもしれないじゃないか?
ってのが正直な感想で、
じゃあ、潤一の犯行当時のアリバイはどうなるんだ、とか
佳世子はなぜビデオテープをとりにやってきたのか、とか
胡蝶蘭の絵のトリックは結局どうなったの、などなど
疑問点はつきないわけです。

けど、まあそうやって書かれているわけだし、自分の疑問点にもどこか落ち度があるんだろうなあということで納得するしか無いですね。

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2007年8月 8日 (水)

恋するマドリ〜もうひとつの物語たち

昨日は、東京に住んでる友達が京都に遊びにきていたので、2年ぶりくらいに会いました。
やはり高校時代の友達というのは、たまにあうからなのかもしれないけど、話してて面白い。
話の持ちネタが多いというかね。そんな感じ。
大学のやつがつまらんというわけじゃないんだけどね。
まあ、勿論、研究室という狭い世界になってくるとつまらないこと多いけど‥‥。
 
週末読んでた本のup。
まずはコチラから↓↓